「見てくれている」が生む価値
先日、診療所へ行った際に印象的な出来事がありました。
受付で順番待ちをしていたのですが、私は診察券を事前に手に持って並んでいました。特別なことではなく、少しでも受付がスムーズになればと思っただけです。
そして自分の順番になった時、受付の方からこんな言葉をいただきました。
「事前のご準備ありがとうございます。」
正直、この一言がとても嬉しかったです。
なぜ嬉しかったのか考えてみると、単なる「ありがとうございます」ではなかったからだと思います。
受付の方は、私が診察券を準備して並んでいたことを見てくれていました。そして、その行動に対して言葉をかけてくれました。
これは営業にも通じる話だと感じます。
お客様は、わざわざ時間を作って来店してくださいます。事前に物件資料を見てくださる方もいます。住宅ローンについて調べてきてくださる方もいます。
その時に、
「ありがとうございます」
だけで終わるのではなく、
「事前に資料をご覧いただいていたんですね。」
「お忙しい中、ご夫婦で時間を合わせていただいたんですね。」
「細かくメモまで取ってきてくださったんですね。」
とお伝えできれば、お客様は「この人は自分のことを見てくれている」と感じるのではないでしょうか。
今回の出来事を通じて学んだことは、人は特別扱いされたいのではなく、自分の行動を見てもらいたいということです。
私自身も営業として、お客様の言葉だけでなく行動を観察し、その行動を承認できる人間でありたいと思います。