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デベロッパー検証『三井不動産レジデンシャル “PARK(パーク)シリーズ”』

デベロッパー

渡邉 祐史

筆者 渡邉 祐史

デベロッパー検証『三井不動産レジデンシャル “PARK(パーク)シリーズ”』時代を超える住まいづくりと資産価値の探究

今回は三井不動産レジデンシャルが誇る「PARKシリーズ(パークシリーズ)」に迫ります。「パークホームズ」「パークコート」「パークマンション」「パークタワー」など、多彩で、かつ日本最高級のブランド群。本質的な魅力をなるべく詳しくお伝えします。


ブランドの源流:「時代とともに価値を深める住まい」

PARKシリーズは1970年の第一号「パークマンション」から始まり、50年以上にわたり時代のニーズを反映しながら成長してきました。2021年には「Life‑styling × Improving with age(ライフスタイリング×経年優化)」をブランド理念とし、人生の変化に寄り添い、価値が深化する住まいとして再定義されています


主なブランド紹介

ブランド特徴
パークホームズ最も展開戸数が多く、安心で快適な暮らしを実現
パークコート上質なデザインと仕様にこだわる高級シリーズ
パークマンション都心一等地に建つ最高級シリーズ。素材や意匠が秀逸
パークタワー超高層ブランド。眺望+共用・構造のクオリティ重視
パークシティ環境創造型大規模開発。街づくりそのものを設計

代表的な「パークシリーズ」3選(福岡市内)

1. 大濠公園パークマンション(中央区)

  • 竣工年:1991年10月

  • 構造:地上6階建て/総戸数19戸/専有面積114〜187㎡(3〜4LDK)

  • 特徴:食器洗浄乾燥機、スロップシンク、折上天井、内障子、床の間、トイレ2ヵ所、サウナなど、贅を尽くした内装。エントランスホールや中庭のつくりにも高級感があり、まさに“大濠公園を生活庭園とする”設計です。住宅管理評価でも高評価を得ています。



2. パークホームズ大濠一丁目

  • 竣工:2019年9月(築約6年)

  • 構造・規模:鉄筋コンクリート造・地上5階建て(地下1階含む)・総戸数7戸

  • 所在地・アクセス:福岡市中央区大濠1丁目、地下鉄・六本松駅徒歩8分、唐人町駅も利用可

  • 珍しい定期借家マンションです。



3. 大橋パークマンション(南区大橋)

  • 特徴:西鉄大橋駅から徒歩7分の利便性。三井不動産分譲マンションとしての信頼感があり、南東向きで陽当たり良好な間取り。駐車場整備など生活の実用性にも配慮された設計です。




素材と意匠の奥深さ

パークマンションは「土・石・漆」など、和の素材を使った質感豊かなデザインや、建物の細部にまで品格を宿す設計が特徴です。麻布霞町パークマンションは分譲マンションとして初のグッドデザイン賞を受賞するなど、伝統と革新が融合した空間づくりが光ります。


一般には見えにくい強みとは?

  • 時代を超える価値:50年以上の実績と理念をもとに、経年後も誇れる住まいになっています。

  • 立地・景観への徹底配慮:都心一等地で、緑/公園との調和を設計に取り込んでいる物件が多い。

  • 高耐久・高品質構造:ブランドの信頼性と構造・意匠の質感が、資産としての信頼を高めます。


売る・買う、どちらにも価値がある

購入側へ
価値が“時間とともに深まる”住まいを選ぶなら、PARKシリーズは最有力。デザイン・構造・立地・理念、どれもが諦めない住まいづくりです。

売却側へ
ブランド力と希少性が価格を支えます。広告で「PARKブランド」「一等地」「素材の質感」などをしっかり訴求すれば、成約スピードと歩留まりは確実に上がります。


まとめ:住まいを“誇りと資産”にするPARKシリーズ

PARKシリーズは、単なる居住空間を超え、住む人の背景と誇りを映す住まいです。時とともに深まる価値と、都市での資産としての確かさがここにあります。

福岡への展開は限定的ですが、首都圏での中古成約相場や再販力も高く、“購入→ゆくゆく売却”の視点を持って検討するには理想的なブランドと言えるでしょう。

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